子供 ADHD ジャイアン型 のび太型

子供のADHDはジャイアンとのび太に例えると分かりやすい?対比的な二人なのにどうして?

子供のADHDの症状として最近ではドラえもんに出てくる「ジャイアン型」、「のび太型」という表現をすることがあります。

 

ジャイアン型、のび太型とはどのような症状なのかを紹介します。

 

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書物も多く出版され、近年話題となっているADHDとは?

ADHDは、1990年代に話題となった、精神科医が執筆した書籍によってその名前は世間一般に広く知られるようになりました。

 

今まであまり耳にしなかった発達障害も、最近では有名人の自叙伝なども影響し認知度が高まっています。

 

ADHDとは、発達障害のひとつで脳の神経伝達の偏りが原因と考えられています。

 

ADHDは見た目には分かりにくく、しかも幼い頃には見分けがつけにくいとされており、小学校高学年頃から周りとの差が目立つようになってきます。

  • じっとしていられない
  • 忘れ物が多い
  • 順番が守れない
  • 今すべきことが分からない

・・・などの特徴があります。

 

幼い頃は一様に見なこのような場面があるのですが、通常であれば年齢と共に落ち着きます。

 

しかし、ADHDの場合は年齢が上がっても改善がなかなか見受けられないのです。

 

ADHDの子供の保護者は「躾がなっていない」「甘やかしすぎだ」などの指摘を受けがちです。

 

気付けば兄よりも弟の方が明らかに分別があり、しっかりしているといった状況も。

 

同じように子育てをしたとしても、ADHDであれば差が出てしまいます。

 

 

ADHDと気づかず、子育てに悩んでしまうママも少なくありません。

 

ADHDには大きく分けて三つの特徴があるとされています。

 

それが

  • 不注意
  • 多動性
  • 衝動性

 この三つです。

 

ADHD患者は少なくともこれらのうち二つ以上の症状を持っていると言われています。

 

これらの特徴のうちの「不注意」がのび太「多動性」と「衝動性」がジャイアンの性格に当てはまるとして、話題となり「ジャイアン型」「のび太型」という造語まで生まれました。

 

 

 

 

 

ジャイアン型と表現される「多動・衝動性」優勢型

ADHDの多動性は、じっとしている事が難しく落ち着きがない事が特徴です。

 

  • 長時間座っていることができない
  • 学校の授業中にソワソワする
  • 周りの子にちょっかいを出す
  • 授業とは関係のない事を始める
  • 席に座っていられず、立ち歩いてしまう

 

多動性は行動だけでなく、おしゃべりにも影響を与えます。ずっとしゃべり続ける、静かにすべき場所で黙っている事が出来無いなど。

 

そのため、コンサートホールや映画館、図書館などで過ごす事が苦手となります。

 

ADHDの衝動性は、考えるよりも行動に移してしまう傾向があると考えられています。

 

例えば、道の向こうに興味をそそるものがあれば道路に飛び出す、衝動にかられてしまい列に並ぶことができず順番を平気で抜かす、話の流れを考慮せず頭に浮かんだことを突然話しだし会話の流れを止めるなどの行動に出てしまいます。

 

このような特徴のため、周りの人々へ自分勝手・自己中心的・わがまま・空気が読めないなどの印象を与えてしまいがちです。

 

さらに衝動性は乱暴になってしまう事もあり、自分の気に入らないことがあれば暴力にはしってしまう事も。

 

この症状は主に男の子に見られるとされています。

 

トラブルを起こしやすいとされ、「躾がなっていない」と指摘を受けてしまう保護者も少なくないようです。

 

アニメに出てくるジャイアンを想像すると、

  • いつもソワソワしている
  • のび太にちょっかいを出す
  • 横取り
  • 順番抜かし
  • 乱暴な行動
  • 大声で怒鳴り散らす

・・・ADHDの多動性と衝動性に当てはまる要素を多く含んでいることが分かります。

 

 

 

 

のび太型と表現される「不注意」優勢型

ADHDの不注意型は、

  • 忘れっぽい
  • ぼーっとしている事が多い
  • 周りよりもテンポが遅れる
  • 話を聞いていないことが頻繁にある
  • ケアレスミスが多い

などの特徴があります。

 

まさにのび太の特徴そのままだという印象を受けます。

 

小学校の宿題を忘れる、逆に連絡帳を教室に忘れて帰ってくる、授業についていくことが難しいなどの問題が発生しやすいと言われています。

 

このような症状は脳内のワーキングメモリーという機能が十分に働いていないことが原因だと考えられています。

 

脳が分泌する神経伝達物質に偏りがあり、症状が起こるとされており、薬を服用する場合も。

 

 

不注意型は本人が劣等感を抱えやすく、二次的な問題も出てくる恐れがあるとされています。

 

「どうして自分だけできないんだろう」「自分はダメな人間だ」などの感情が生まれやすいとのこと。

 

思春期であれば誰でも壁にぶつかり、そう思ってしまう事がありますが、ADHDの不注意型の子供はその傾向がより強いようです。

 

 

思春期の躓きも問題ですが、大人になってからも問題が。

  • 仕事で人の話を聞き取るのが苦手
  • ケアレスミスが多い
  • 物忘れが多いなど。

 

そのため自尊心の低下が心配されます。

 

 

 

 

 

 

ADHDかどうか分かるのはいつ頃から?

男子では8歳ごろ、女子では12歳ごろにADHDの判断ができるとされています。

 

幼児期は程度はあるもののほとんどの子が動き回り、じっとしておくことが難しいかと思います。

 

急に飛び出したり、お友達の物を取り上げてしまったり、癇癪を起して泣いてしまったり。

 

そのため幼稚園や保育園での判断は難しく、一般的には小学校入学前、高学年になると顕著に症状が現れてくると言われています。

 

判断には通知表の担任からのコメント欄が良い材料になるそうで、ADHDの子の特徴として「落ち着きがない」「集中力が欠ける」「集団行動が苦手」などのコメントが多いようです。

 

小学校高学年になっても改善が見られない場合はADHDの可能性があるかもしれません。

 

 

 

 

ADHDの治療法は?

ADHDの治療は、学校や職場など集団行動を円滑にし悪循環から抜け出すことを目的とされています。

 

治療には保護者の理解が一番重要だと考えられており、保護者に対するトレーニング、ADHDと診断された本人のトレーニング両方があります。

 

そして、もう一つ、脳の機能をサポートするための薬による治療法も。

 

ADHDによる困った行動は、本人に悪気が無いというのも特徴です。

 

それ故、どうして上手くいかないのかという自分に対する失望感が堪りやすいとされています。

 

本人の自尊心の回復も重要な治療目的のひとつです。

 

脳の機能の偏りが問題となっている場合もあるため、一般的なしつけや指導がなかなか伝わりずらいというのが現状のようです。

 

ADHDは本人はもちろんですが、保護者も悩んでしまう傾向にあり、「躾がなっていない」「甘やかしている」など周りの大人から、ママやパパが指摘されることも少なくありません。

 

特に母親が指摘を受けやすいとされており、自分を責め、鬱になってしまうケースもあるようです。

 

親と子、家族のきずなを繋ぎ止めるためにも早期発見と治療をおすすめします。

 

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